※久々に海外旅行に行ったので元を取るため(ケチ)しばし旅行記をアップします。
 日本のモーニング情報をお求めのかたは下の「カテゴリ」からどうぞ!

***

まだまだ語るよイギリス旅行記。

今回の旅の目的のうちのひとつ。
「シェイクスピアの劇をグローブ座で観る」
こちらを叶えに参ります。

グローブ座とは、こんな建物。
17-10-17-12-29-59-718_deco
モーニングを食べたSWANさんの真横。
と、
こういう建物。
17-10-17-12-30-20-063_deco
で、構成されています。
季節限定で劇がやってます。
このときやってたのは、リア王恋のから騒ぎ
だからこんなLOVE!!ってかんじになってるんですね。

今回のお目当ては、シェイクスピアの四大悲劇リア王
17-10-17-12-30-41-055_deco
リア王が刺青だらけでびびる。

ずっと観たかったので嬉しい!
ちなみに卒論は同氏の十二夜でした。
四大悲劇で一番好きなのはマクベスです。

ちゃんと読み込んで予習も完璧!
席は日本で買っておきました。
私の席は30ポンドくらい。

カンタベリーの往復が31.80ポンドなのを考えると価値観が狂います
ネットで調べたところ、1ポンドのクッションはつけといたほうがいいよってことで、アドバイスに従い計31ポンド+手数料です。

さてこちらのグローブ座。
本物は1613年ヘンリー8世上演中に火事で全焼しており、こちらは当時のかんじで再建されたものだそうです。
最高ですよね!!

劇は2時間ちょいの長丁場。入口ではドリンクとか買えますので色々持ち込んでおきましょう。
17-10-17-15-43-01-961_deco
当時の雰囲気を現代に伝える野外の円形演技場
17-10-17-12-32-10-704_deco
私は二階席にしました。

当日の人は1階の土間席と呼ばれる空間で立ち見です。

二時間以上立ち見はしんどいけど、お安いですし、なんと舞台に頬杖とかしてのんびり観られるのが当時っぽくて素敵。
17-10-17-12-31-52-059_deco
私もドリンク片手に開始を待ちます!
17-10-17-15-45-04-758_deco
…まあ!暑い!!

西日きつい…もう半袖じゃないとあっつくて仕方ないです。
誰だロンドンは樺太より上だから寒いよって言ったやつ(私)

ぐだぐだ溶けだした私に、隣の紳士が恵んでくれました。
帽子
17-10-17-12-34-12-029_deco
めっちゃ可愛い!
皆さんの愛で生きてる…

肝心の劇ですが、英語はなんとか昔取った杵柄原作読み込んできたので聞き取れたのですが…
やっぱり道化のセリフ回しとかが早くてきつかったです。
あとアドリブとか。
無念。
しかし韻を踏むセリフ回し、リアルに聞くとほんと素敵です。

そして舞台への俳優たちの現れ方!
普通に舞台に私服?で昇って、そのまま朗朗と語りながらお着替え。(と言っても現代服)
すごく感動しました!
manga68
manga79
manga80
日本の舞台のカテコ(カーテンコール)の回数の多さにたまに辟易するので、これくらいがこざっぱりしてて良いです。

しかし一方で、当時はオールメール(全員男性俳優)演劇だったことを考えると、男女人種全てまぜこぜの本舞台、当時を再現すると言っても時代の波には抗えなかったのかな…と思う外野でした。

オールメールもののシェイクスピアが観たい方は、世界のNINAGAWAによるお気に召すまま(成宮寛貴・小栗旬主演)等いかがでしょうか。
※個人の好みです

劇が終わったのが17時過ぎ。
ここからは、また地下鉄に乗って移動。
早めに終わらせておけば安心な気がするお土産さがしの旅に出ます。

つづきます。

お帰りの前に応援のワンクリックご協力をお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加

COMMENT

 コメント一覧 (4)

    • 1. らいら
    • 2017年11月02日 18:21
    • 野外だと音響はどんな感じなんでしょ。私は大きな音が大の苦手で、音だけなら舞台やミュージカルは後ろの方が丁度良いです。

      オールメールだったのは風紀上の問題だと思いますよ。歌舞伎がそうですから(男女→男と美少年→オールメール)

      ところでルクアにbillsが出来ますが、行かれますか?
    • 2. カルミン
    • 2017年11月03日 14:47
    • なんと味わい深い劇場……!
      開放感溢れすぎで素敵です。
      こんな肩肘張らない空間でお芝居見てみたい。
      ガラスの仮面で劇団つきかげが「真夏の夜の夢」をこんな雰囲気の
      劇場で公演してた覚えが(手許に本がないのでウロ)。
      美内先生はこの劇場をモチーフにされたのかも…!と読後20年以上を経て
      妙に興奮しています。

      沙翁作品、劇団四季のハムレットとヴェニスの商人を観たことがあります。
      あと、ずいぶん昔に上演された「ロックオペラ・ハムレット」。
      墓堀がデーモン閣下とROLLY氏、ハムレットはX日本のTOSHI。
      グラサン姿のデンマーク王子、という破天荒な舞台でした。
    • 3. えで
    • 2017年11月04日 10:35
    • らいらさん
      太鼓とかフルートの生演奏なので多分大きな音が苦手なかたでも大丈夫だと思います!私が鈍感な耳のつくりなので参考にならなさそうですが…!(笑)

      そうですね、チャールズ二世までは女人禁制でした。当時を再現するならオールメールでもやってほしいな~という希望もあります…!

      いきますよ!!
      南港にできると信じてたのにな~(笑)

      > 野外だと音響はどんな感じなんでしょ。私は大きな音が大の苦手で、音だけなら舞台やミュージカルは後ろの方が丁度良いです。
      >
      > オールメールだったのは風紀上の問題だと思いますよ。歌舞伎がそうですから(男女→男と美少年→オールメール)
      >
      > ところでルクアにbillsが出来ますが、行かれますか?
    • 4. えで
    • 2017年11月04日 10:39
    • カルミンさん
      この劇場を探検するだけでも半日遊べますよね!!観劇もゆるいかんじで楽しかったです♪
      おお!!ガラスの仮面でも…!きっと先生は勉強されてモチーフに使われたのでしょうね、そういうこだわりがさらっと描かれる漫画素敵です。

      四季でもやってたんですね!観てみたいです!って言おうと思ったらロックオペラハムレット?!?!に全部持って行かれました(笑)すっっっごい気になります(笑)

      > なんと味わい深い劇場……!
      > 開放感溢れすぎで素敵です。
      > こんな肩肘張らない空間でお芝居見てみたい。
      > ガラスの仮面で劇団つきかげが「真夏の夜の夢」をこんな雰囲気の
      > 劇場で公演してた覚えが(手許に本がないのでウロ)。
      > 美内先生はこの劇場をモチーフにされたのかも…!と読後20年以上を経て
      > 妙に興奮しています。
      >
      > 沙翁作品、劇団四季のハムレットとヴェニスの商人を観たことがあります。
      > あと、ずいぶん昔に上演された「ロックオペラ・ハムレット」。
      > 墓堀がデーモン閣下とROLLY氏、ハムレットはX日本のTOSHI。
      > グラサン姿のデンマーク王子、という破天荒な舞台でした。
コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット