不定期連載、素人登山部略してしろうとざん。
今年はなかなか時間が持てず、冬以来の遠征。

…中山道を歩いてきてたんですが、
自分で自分の記事が見つけられず。
あれ、アップしてないのかな?

がっつりは久々ですが、軽いのはちょいちょい
行ってたんですけど…とか嘘つこうかとも
思ったんですが(不毛)ほんと久々でした。

そんなブランク有の老兵が行くは、
三重県が誇る巨峰、鈴鹿山脈。大丈夫?

鈴鹿山脈のなかでも今回は、御在所岳。
標高1,212 m、日本二百名山、関西百名山及び
鈴鹿セブンマウンテンに選定されているという
二つ名の多い名峰です。

初夏、快晴也。

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山へ向かう道かかる橋は、有名な涙橋。

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大石内蔵助が涙ながらに愛人・小柴太夫(阿軽)と別れた
という逸話があります。

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さてそんな橋をとおり、いざ、山へ。
とにかく水が美しい!

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今までで一番ハードな行程でした。
なんだかRPGっぽいところを潜り抜ける。

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登っても、登っても、つかない!

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この日は陽射しも気温もひどく、
早くも水が底を尽きるのでは…?と、
怯えていたころに、山小屋へ到着。

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こういうスポットが用意されてるのは
ほんとに助かる…!

池には魚がいたのですが…

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絶対撮れたとおもったのですが、見当たらず。
神だったのかな…(自分の技術のなさを棚に上げる)

さて、休憩したら嫌にならないうちに、
ずんずん登ります。

個人的に一番嫌だったのが、ここ。

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この橋が苦手なんですよね…

いや、低いやんって思われるかもしれませんが
これがめちゃくちゃ安定が悪い。

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そして吹く、風。
危うく滑落しかけました。怖い。

標高が上がるにつれ、岩場が増えてきました。

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けっこう要所要所でぐらぐらする
浮石がいて、気が抜けない。

もう少し進んでいくと、ひときわ
ギャラリーの多い地点が。
何があるのかしら…と見上げてみたら…!

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そこには…!

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ろ、ロッククライマー!!!!!!!
見てるだけで震える…!!!!!
同じ山を愛する者ですが、トレッカーと
ロッククライマーの間には埋められない
壁がある気がする。
そんな気分になった瞬間でした。
私もトレッカーというよりはおさんぽ者くらい
ですが。

その後も、先ほどの美しい川の流れのせいで
ぬかるんで凶悪な道となった岩場を通ったり、

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ずるずる滑る砂場を通ったり。

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軽く4時間以上かかりましたが、
見事、登頂です!!

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絶景かな…!

誇らしげに、愛杖を掲げたくなる。

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天満橋のスポーツショップで投げ売りされていた
コールマンの愛杖。
こいつは私の相棒です。棒だけに。

朝10時からずっと登って、ちょいちょいお菓子休憩は
とってたのですが、もうお腹が空いてたまらない。

疲れたら濃い味が恋しくなるよね。
そして観光地と言えば、その地の名を冠したものを
食べてみたいもの。
そんな欲張りが叶うメニューが都合よくあるわけ…

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あった。
御在所カレーうどん。
特定アレルギーの標記があるのが現代風。

迷う余地がないですよね、
いただきます!

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めちゃくちゃ美味しい…!
空腹がスパイスなのを差し引いても
最高に美味しい。
三重に架かる山らしく、伊勢うどんっぽい
味わいの麺。
そして角煮っぽい大きな肉が入っていて
贅沢…!
街で食べても900円くらいとられそうな
素敵なうどんでした。
ちゃんと山プライスになってるの??
利益出てる??
と、ゆさゆさしたくなる。

満腹になったら、下山。
帰りは安心安全のロープウェイで。

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や~、思ったより大変だったね、なんて
言いながら壁を見ると、なんと。

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さ、先に言ってくれよ!!!
思わず叫ぶ我々。
ほんと本格的っていうか、超本格派。

帰りのロープウェイからの景色も絶景!

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こんなところを登ってきたのか…と
思うと感慨深いです。
しばらくは低地登山がいいかな…
(しかし夏の低地は暑い)

おまけ。

ほんとは帰りは鈍行で帰ろうと思ってたのですが
早く都会の濁った空気を吸いたくて特急で帰宅。
お腹が空いて、ちょっと飲む。

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どこかわかりますでしょうか?

スポーツの帰りに酒を呑むというのに、
大人になったなあ…なんて思う初夏でした。

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フィッシュ&チップス好き。


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