京都で働いてたときに浅草を舞台にしたアニメを観てたのですが、２年経ってその辺（めっちゃ大きな括り）に住むことになるとは思わなかった。
人生は奇々怪々。今っぽく言えば廻廻奇譚。いや、違うな。
どんな示し合わせか、色々な仕事を経験させてもらったので、その歳で全部経験しててすごいねえなんて言われてしまったりするのですがただ流されてるだけという…今年の目標は自我です。（幼児か？）

そんなこんなで今回は浅草にやってきました。

昔来た時↓

と比べると、やっぱり全然人がいない。

スカイツリーも独り占め。
いや、そもそも早朝過ぎるからか？
仲見世まだ開いてないしなあ。

そんな早朝にわざわざやってきたのは、もちろんモーニングをいただくため！
今朝はグーグルマップを信じて進むとめっちゃ迷う、こちらの純喫茶。

ローヤル珈琲店

1962年創業の老舗純喫茶。
モーニングがボリューミーでおいしそうだなあと思って。

いいですよねえこういう佇まい。

アンティークな色合いがたまらない。茶×金のコントラストってめっちゃいいですよね。

こういう老舗純喫茶って、自分の生まれるはるか前からずっとあって、これからもずっとずっと続いてくんだろうなあ…なんてぼーっと考えちゃったりするのですが、コロナだったりなんだったり。色々な理由で、ある日ふっといなくなっちゃうんですよね。

浅草ではこちらの純喫茶が好きだったのですが、

惜しまれて閉店。
思い立ったらすぐ行かないとだめなんですよね。こちらはほんと行けてよかった。
ちなみに太宰治が来たというのはガセです。（毎回言う。ボーマンダのりゅうせいぐんは強いと同じ構文）

なんて店構えだけで100時間くらい語れるのですが、いつまでも店頭にいると日焼けしてしまうので、いざ入店。

割と朝の早いタイミングでお伺いしたのですが、店内は超満席！
人気の喫茶店です。
入店したら、まず消毒。そしてお席にそそと誘われます。

この隅っこに配置される席ってめっちゃよくないですか？純喫茶ならではっていうか、このちょっとした隙間も見逃さない感が、ずっと続いてきたお店なんだなあって勝手に感じる。

壁の絵画はもちろん浅草のあの祭り。

なんだっけ。

座りたかった、かわいすぎる席がかどっこに。

これ2人がけだけど2人座ったら喧嘩になりそうだな…
横にちょこんと立ってるランプがかわいすぎる。

ミニマムでシンプルなかんじも洗練されてて素敵だけど、こういった豪奢な雰囲気の調度品に憧れてしまう。ダウントンアビーみたいな家に老後は住んでみたいです。言うだけタダ。

モーニングは２種類。

シンプルなのと、豪華なの。
昨今の総額表示制のあおりを受けて、税込み値段が手書きで書かれているのがかわいい。

ちなみに、有名なのはチーズケーキらしいです。上に載ってるレモンが映える。

これは次回食べよう。

朝から布団干したりなんだかんだしておなかが減ったので、今朝は豪華なこちらにしました！

Aセット（630円）

税別表記です。
当ブログではそのとき目についたほうで表記しますので、正確な費用については各自ご確認くださいませ。なんて適当なんだ。

厚切りトーストに、ヨーグルトに、サラダ…

朝ほしいものがすべて揃ったパーフェクトモーニング。

東京は厚切りトーストのイメージではなかったのですが…

ハムと玉子が乗っててめちゃ贅沢やん！

サラダにワカメが入ってると、なんだか途端に実家っぽくて愛着沸く。

下にはポテサラが仕込まれてました…！芸達者め！

そしてこのスタイル初めて見たのですが…いちごのヨーグルト！！

ピンクでかわいい～

ドリンクは、珈琲、紅茶そしてミルクから。ミルク選べるの純喫茶感ないです？

なんだかんだ肌寒い東京。ホットにしました。

観光客だけでなく、地元の老若男女に愛される純喫茶。

是非一度、行ってみてくださいね。
あと、東京のおばあちゃんが「～なんだよお！」ってしゃべってるの聞くと死んだ東京のばあちゃん思い出すなあと最近よく思います。

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